実行委員長 ごあいさつ

2024年 阪神・淡路大震災から29年の時が流れ、COMING KOBEは2005年開催からついに20回目の未来へやってきました。

思い描いた未来とは違ってコロナ禍の中静かに破綻しイベントの終了も見えていた2023年。
ガガガSPはトリを務め続けていて「20年目まではうちがトリを務める！」とライブで高々に宣言し続けてくれていた。
風化をさせないことは絶やさず続け続けることだ。

神戸で生きて、遊んで、出会って、仕事して、暮らして、成長させてもらったこの街への恩返しとして、偶然にも生き延びた自分たちに出来ることは何か？と問いかけていた。

震災から10年目だった事が重なった2005年
「被災地だった神戸の元気な姿を見てもらいたい」震災を風化させず語り継ぐ事をテーマとしたCOMING KOBEが始まりました。

その間20年、神戸だけではなく多くの自然災害が全国で起こりました。
地球も生きていて自然の脅威を感じました。人間は弱いからこそ助け合わなければ生きていけない。

カミコベでは全国から支援をいただいた神戸からの恩返しとして会場内募金を募り、能登半島地震/新潟県中越地震/中国西部・青海地震/東日本大震災/熊本地震/球磨村豪雨災害/福島県沖地震/トルコ・シリア地震など、かつての被災地神戸と同じように復興支援として寄付させていただきました。

昨日までの日々の積み重ねの結果が今日であるなら、今日の気づきときっかけで明日が変わると信じています。
今を生きる僕らは未来の種であり、いざという時に自分や大切な人を守れる強さと生き抜くしなやかさを持てますように。

このイベントを通じて阪神淡路大震災から受けた被害や得た経験により、未来の誰かを救えますように。

入場無料チャリティーイベントCOMING KOBEは来場者全員がプレイヤーです。力貸してください。みんなで作り上げます。
COMING KOBE20年目がはじまります。20年分の思いを受け取ってください。

COMING KOBE実行委員会 代表理事 : 風次
2023年11月17日