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COMING KOBEご来場者のみなさまへ

2024.05.10

チャリティーフェスティバルCOMING KOBEでは、
安全面の観点からモッシュダイブ禁止とさせていただきます。

ライブカルチャーにおけるモッシュ&ダイブですが、我々も若いころテンション上がりきって飛び回っては世界を手に入れた気になってました。
下の人や受け止めてくれた人のことなんて何も考えず自分勝手でした。

カミコベは無料フェスという間口の広さから幅広い年齢層が来場します。
初めてのフェス参加も多いことがこのイベントの特徴であり、ライブカルチャーに初めて触れるライブ慣れしてない人が怪我をされるケースが見受けられます。

お互いが思いやり共存し、誰かが誰かを助け続ける形の循環を目指すCOMING KOBEではモッシュダイブを禁止事項とさせていただいております。

神戸では2001年におきた花火大会の事故で11名が死亡し183名が負傷する取り返しのつかない事故が起こっており、若者が万人集まるCOMING KOBEは、開催実現に至るまでに多くの条件があり、ケータイ入場券の取得やモッシュダイブの禁止などは開催存続に関する重大な必須条件となっております。

物理的にイベント運営側がモッシュダイブをステージ前で受け止めることができない為、事故が想定されます。(ライブハウス太陽と虎ではしっかり受け止めます。)
もし、ダイブが起こってしまうとリストバンドを切る措置になってしまいます。退場者を出したくありません。

ついに今年で開催20回目を迎えます。

先代実行委員長が築きあげ、守って来たものを次の世代に受け継けついで、1回目の出演者やスタッフが全員寿命で亡くなったとしてもこのイベントが続き、一人でも未来の災害からの被害を最小限に救えますように。

これからも続けていきたいです。

大変心苦しいお願いですが、初めての参加者、久しぶりの参加者をはじめ、今一度イベントの主旨をご理解いただき、当日一緒に楽しむ仲間たちとご共有ください。
そして全員で、この20回目のCOMING KOBEを成功させたいと思っています。

COMING KOBEは楽しむことの制限はしていません。みんなが楽しむために制限をしています。
阪神淡路大震災からの恩返し、お互いが思いやり共存し、先代の実行委員長が命がけで作り残してくれたCOMING KOBEをこれからもどうか続けさせてください。
よろしくお願いします。

COMING KOBE実行委員会 一同